山形県山形市石材店 株式会社 石正は、山形市、天童市で墓石・石材・墓を販売しております。

日本の銘石
庵治石(細目)
四国・香川産
石の最高峰
最大の特徴は「斑」
 きめ細かな地肌であるがゆえに風化に強く、磨けば磨くほど艶を増す庵治石。その最大の特徴は「斑が浮く」という現象です。他に類をみない、この特質性希少性から、世界で最も高価な石として評価されています。庵治石の石肌は、磨くほどに濃淡が浮き出て、平坦なはずの石の表面に奥行きを感じさせる二重のかすり模様を見せてくれます。その模様は、高い山々にかすみたなびく雲、また屋島から舞い落ちる桜の花びらにもたとえられ縁起物としても珍重されてきました。

【著名人の一例】 大平家(元首相)、佐治家(サントリー)、手塚家(漫画家)、王貞治、生島ヒロシ、郷ひろみなど多数。


庵治石について
産地と石材物性データ
 香川県高松市、源平合戦で知られる屋島東側対岸には、峰が剣の尖のようにそびえ立つ五剣山という山があります。この山のふもと庵治町牟礼町の町境から採掘される石が”庵治石”です。正式名称は「黒雲母細粒花崗閃緑岩」といい、主成分は石英長石。微細な黒雲母角閃石を含み、それぞれの成分の結晶とても小さいのが特徴で、水晶同じ硬度7度硬さといわれています。

■見掛け比重
■吸  水  率
■圧 縮 強 度
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2.65 t/m³
0.15 %
155.00N/m㎡
石の里、千年の歴史
 庵治石の歴史は非常に古く、平安時代後期から使われ始め、安土・桃山時代には京都男山の石清水八幡宮再興江戸時代初期には高松城築城大阪城大改築にも使われたという史実があります。庵治石全国的に知られるようになったのは、大正時代から昭和の戦前にかけての時期です。採石加工の知恵技術技能は長い歴史の中で伝統の技として磨かれ、その匠の技は、「天下の銘石・庵治石」とともに「庵治産地」の名を全国に知らしめてきました。現在に至っても、庵治石は首相官邸の石庭や、東京オリンピックの聖火台など、数多くのモニュメント建築物として、全国各所にその姿を刻み続けています。
採掘現場の様子
 庵治町久通牟礼町久通といわれる町境から少し庵治側に入った所に「御用石」という丁場がありました。この丁場がかつて高松御殿様御用達の石を採石したところで、この辺りを「大丁場」と呼びます。一般の人が立ち入ることの出来ない、神聖なこの丁場には、今なお最良質庵治石が眠っており、厳選された原石安定供給できる唯一の丁場です。
万成石
岡山県産
最も著名人に愛された石
永く愛され続ける理由
 通称『桜御影』と呼ばれる万成石。
 淡紅色の華やいだ風合いは、本物の品格と高級感をかもし出します。国産材の中でも、とても堅固で吸水率の低い石材であり、外国産では感じることの出来ない、あたたかみとかわいらしさを持ち併せた万成石は、日本の銘石のひとつとしてブランド化されています。
 
【著名人の一例】 石原裕次郎、イサム・ノグチ、吉田茂、小渕恵三、池田隼人、小泉純也(小泉純一郎の父)、横山やすし、本田美奈子、楽天の三木谷家等多数


万成石について
永く愛される風合い
 優美な石目の万成石は、芸能人や歴代首相の墓石として、世界的彫刻家たちの作品として、また歴史上の人物・偉人の像の台座や、古くから親しまれる建築の建材としてこれまで様々な場所で使われており、永い時を経ても変わらないその美しい風合いから多くの著名人・芸術家などが愛する石材として知られています。

淡く優しい桜色
 万成石は、岡山県の岡山市で(矢坂)で採掘される国内有数の墓石材です。
 火成岩中の深成岩類に属し、正式には角閃黒雲母花崗岩と呼ばれ、中世代白亜紀に冷却固結して生じた岩石です。結晶質は粗粒など粒状の極めて賢固なもので、美しい淡紅色をしていて艶が良く出ます。

■見掛け比重
■吸  水  率
■圧 縮 強 度
・・・
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2.62 t/m³
0.17 %
133.72N/m㎡
さくらの名の由来
 日本で最も愛される花『さくら』
さくらの名の由来は、古事記に登場する桜の霊『此花咲耶姫(このはなさくやひめ)』が、最初の種を富士山に蒔いたことで『さくやひめ』と呼ばれ、その名前が『さくら』になったといわれています。
万成石を選ぶお客様の声
○ 桜色の墓石が加わると墓地が明るくなった。
○ あたたかみのある色合いで心が癒され、お墓参りに行くのが楽しみになりました。
○ 故人の好きな俳優さんのお墓が万成石で建立されたものだったので。
○ 国産の石で、日本の風土にあっていて劣化・風化に強いと聞いたから。
○ 灰色の墓石より女性らしさがあったので、母のお墓に選びました。
天山石
九州・佐賀県産
石のプロも認めるその品質
 その魅力は、国産材の中でもNo.1~No2を争う吸水性の低さ抜群の硬度からくる艶持ちの良さです。少し紫がかった濃い青味が特徴の高級青御影石として大変人気があります。
 他の有名国産材と比較しても透明度が高く青深いその石目は、降雨後や歳月を経ても変色がほとんどなく、日本の風土に適しており、墓石材として理想的です。
 中でも、本家の採掘元である『天山石材』ブランドは、石屋さんの間では有名です。


天山石について
産地と石材物性データ
 唐津くんちや呼子のいか、虹の松原で有名な佐賀県唐津市 (七山地区)で採掘される国内トップランクの墓石材です。
 昭和40年代から採掘され、現在単独の採掘場としては販売量日本一といっても過言ではないほどの墓石用御影石です。

■見掛け比重
■吸  水  率
■圧 縮 強 度
・・・
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2.69 t/m³
0.09 %
1,981kg/c㎡

広く愛される銘石
 従来は主に、九州方面で長く使われていましたが、その堅牢度艶持ち色合いの良さから近年、中国四国方面関西圏を中心に火がつき、今では中部方面関東圏まで幅広く使われるようになっています。地方の銘石から、全国区の銘石になった素材です。

採掘現場の様子
 佐賀県唐津市中心部から車で30分程の場所にある、日本の原風景とも言える静かな山里採掘場所があります。採掘現場には、折り重なるように巨大な玉状の石が埋まっており、その玉状の石を掘り出していきます。石を採掘している、その姿はまさに”石に挑む”と言えるような姿です。
真壁青小目
関東・茨城県産
北陸で建墓数No.1の信頼と実績
 日本の石材の三大産地といわれる庵治(香川県)・岡崎(愛知県)・真壁(茨城県)の中でも、”真壁石”はその飽きのこない表情、変色、キズが出にくい品質、そしてなによりも豊富な産出量に支えられた品質の安定性において、北陸のこの地で古くから多くの石材店・御施主様に支持され続けています。その中でも青みの強い”青小目”といわれるものは、石英の含有量が多く、堅牢経年変化にも強いといわれています。


真壁青小目について
産地と石材物性データ
 茨城県西部に位置する常陸三山(関東の名山 筑波山、加波山、足尾山)、そのふもとにある桜川市真壁町大和地区(旧大和村)の一帯に眠る硬質堅牢な岩石。それが”真壁石”です。石英・長石・黒雲母からなる花崗岩で、およそ60万年も前にできたといわれ、明治期までは、”こみかげ石” ”常陸子御影石”と呼ばれていました。

■見掛け比重
■吸  水  率
■圧 縮 強 度
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2.638 t/m³
0.233 %
120.00N/m㎡

遥かなる歴史
 桜川市真壁町大和地区一帯では遠く石器時代の遺跡が数多く発見されており、石斧、石刃、石棺等にすでにその利用を見ることができます。仏教伝来に伴い山岳仏教聖地として開かれた由緒もあり、その後、鎌倉初期から室町・戦国期にかけての古碑、五輪塔、仏石なども数多く残されているこの時期がこの地の石材業の始まりと伝えられています。明治以降その安定した品質から用途はさらに広がり、迎賓館(赤坂離宮)をはじめ日本銀行、三越本店などの有名な建築物にも使われました。現代に至っても、真壁石は良質な性質を生かし、つくばセンタービルなど幅広い用途に使用されています。
採掘現場の様子
 常陸三山(関東の名山 筑波山、加波山、足尾山)の中でも、特に加波山西麓には多くの採掘現場がみられ、近くで見るとその岩壁の威風に圧倒されます。採掘された石の中から、良質のものを選別し、それらが墓石材として使われます。

あんしんの品質
『石材原産地証明書』


日本で採れた石でお墓を
 「石材原産地証明書」は、石材の原石名、採石地を証明するものです。
 お客様に安心して頂く為に、「石材原産地証明書」を、必ずお付け致します。